畳は長期間使っていると、家具が置かれて普段隠れている部分と、そうでない部分との境目で、くっきりと日焼け痕が残るときがあります。
色褪せしてしまうんですね。
そんな畳の日焼け跡は、お部屋の模様替え、レイアウトを変えた時に発覚してしまい、はっきり色の差があるので、どうしても気になってしまいますよね?
しかも、気にしないようにすればするほど目立つように感じます。
そのまま時間が経てば、境目もだんだん分からなくなってきますが、やはりすぐになんとかしたいものです。
これは、畳が天然のい草で出来ている以上、避けようがありませんが、このような場合でも、畳の色の差を少しでも消す方法はないのでしょうか?
実は、直す方法があるんです。
方法は、うすめた中性洗剤液でかたく絞った雑巾を丁寧に畳の目に沿って、ゆっくりと雑巾がけをします。
まずは、畳の掃除です。
畳の表面の汚れを取りきるつもりで雑巾がけをしましょう。
その後、日に焼けた部分に、お湯と酢を2:1で混ぜたものを霧吹きし、乾拭きした後によく乾燥させます。
こうすると、少しですが日焼け跡を目立たなく出来るようです。
完全に日焼け跡を除去できるわけではないのですが、処置前と処理後ではいくぶんか違いますので、試してみるのもいいですね。